スーププレートの使い方と陶器選びの基本完全ガイド

スーププレートはスープだけに使うものと思っていませんか?陶器ならではの魅力や正しいお手入れ方法、意外な活用シーンまで、スーププレートを使いこなすための知識を徹底解説します。

スーププレートの使い方と陶器選びのすべて

金彩入りの陶器スーププレートを電子レンジに入れると、火花が散って皿が割れます。


📋 この記事でわかること
🍲
スーププレートの基本と選び方

サイズや形状、素材の違いなど、自分に合ったスーププレートを選ぶための基礎知識を解説します。

🥗
スープ以外の意外な使い方

パスタ・カレー・サラダ・デザートなど、スーププレートの多彩な活用方法を具体的に紹介します。

陶器スーププレートのお手入れと注意点

電子レンジの使い可否・保管方法・目止めなど、陶器を長持ちさせる正しいケア方法をまとめています。


スーププレートの基本サイズと形状の選び方


スーププレートとは、縁(リム)が広めに取られた浅めの深皿のことです。一般的なサイズは直径19〜23cm程度で、ちょうどA4用紙(約21cm幅)と同じくらいの広さをイメージするとわかりやすいでしょう。スープカップスープボウルと比べると口が広く、ポトフのような大きめの具材が入った料理でも盛り付けやすい形状が特徴です。


形状は大きく分けて2タイプあります。リムが広く取られた「ワイドリムタイプ」と、すっきりとした縁の「クープタイプ」です。ワイドリムタイプはリム部分が余白として機能し、盛り付けた料理をレストランのように上品に見せてくれます。クープタイプはシンプルなフォルムで使い勝手がよく、日常使いに向いています。


サイズの選び方は、使い方の目的によって変わります。シチューやポトフなど具材たっぷりの料理には23cm前後の大きめサイズが適しています。一方、コンソメスープや冷製スープには19〜20cmのコンパクトなタイプがちょうどよいです。テーブルのサイズや収納スペースとのバランスも考えて選ぶのが原則です。


重さも見落とせないポイントです。スーププレートはテーブルに置いたままスプーンですくって食べるため、ある程度重さがあるほうが安定します。陶器製は比較的重めで安定感があり、持ち上げたときにどっしりとした存在感があります。これは使いやすさに直結する要素です。
























タイプ サイズ目安 向いている料理
ワイドリム 直径20〜24cm シチュー、ポトフ、おもてなし料理
クープ(リムなし) 直径19〜22cm コンソメスープ、日常使いのスープ全般
深めボウル型 直径16〜20cm カレー、どんぶり、パスタ


基本はサイズと用途を合わせることです。


スーププレートをパスタ・カレーに活用する使い方

スーププレートはスープ専用の器ではありません。実は、パスタやカレー・ピラフといった料理との相性がとても良い器です。この点を知らないまま「スープ用」と決めつけてしまうと、引き出しの中で出番が少ない器になってしまいます。つまりスープ以外の料理でも積極的に使えるということです。


パスタの盛り付けに使う場合、スーププレートの縁の立ち上がりがソースをしっかりとキャッチしてくれます。ジェノベーゼやトマトクリームのような汁気の多いソースでも、縁があることでテーブルに垂れる心配がほぼありません。リムが広いタイプなら、盛り付け後の余白が自然にできるため、まるでレストランの一皿のような上品な見栄えになります。


カレーやピラフ、リゾットも同様です。深さがあるので、ライスとルーがこぼれにくく、最後まで食べやすい形状です。お子様用のランチプレートとして使うのもよいアイデアで、丸みのある形状は手で支えやすく安定感があります。


実際、フードスタイリストや料理家の間では、スーププレートをパスタ皿の代用として使うことは一般的です。ポルトガルの陶器メーカー「ボルダロピニェイロ」や、美濃焼のブランド「ミヤザキ食器 komon」など、人気の陶器ブランドのスーププレートがパスタ皿として紹介されるケースも多くあります。これは使えそうですね。



  • 🍝 パスタ:縁がソースをキャッチ。リムが広いタイプはレストラン風に仕上がる。

  • 🍛 カレー・ピラフ:深さがあるのでこぼれにくく、子どもにも使いやすい。

  • 🥗 サラダ:ドレッシングをかけてもこぼれにくく、大人数への取り分けも楽。

  • 🍮 デザート:ヨーグルト、グラノーラ、ムースなど崩れやすいスイーツにも対応。


結論はスーププレート1枚で多彩な料理に対応できるということです。


陶器スーププレートのテーブルコーディネートへの活かし方

陶器のスーププレートは、テーブルコーディネートの主役になれる器です。磁器と比較して土の質感が残るため、温かみのある雰囲気を演出できます。白やオフホワイトはもちろん、グレー・ネイビー・ブラックなどの深みのある色味が揃う陶器は、食卓のトーンを格上げしてくれます。


リム付きのスーププレートを使ったおしゃれなテーブルセッティングの方法として、「アンダープレート(下皿)と重ねる使い方」があります。直径27cmほどのディナープレートやチャージャープレートを下に敷き、その上にスーププレートを重ねることで立体感が生まれます。サイズ違いの皿を2枚重ねるだけで、ホームパーティや記念日の食卓がレストランのような格式ある雰囲気になります。これは使えそうです。


テーブルコーディネートで陶器の色を選ぶときは、料理の色との対比を意識するのがポイントです。白い陶器にはトマトの赤や緑の野菜など鮮やかな食材が映えます。ブラックの陶器は料理全体を引き締めつつ、白いクリームソースや赤いパプリカを際立たせます。色の組み合わせ方で食卓の雰囲気は大きく変わります。


同じシリーズの陶器で統一するのも有効な方法です。例えば、スーププレートとリムプレートサラダボウルを同シリーズで揃えると、テーブル全体に統一感が生まれます。色違いで揃えても喧嘩しないデザインのシリーズが多いのも、陶器ブランドの強みです。


ニッコー公式:洋食器の基本アイテムとテーブルコーディネートの考え方(リム付きスーププレートの敷皿としての使い方なども紹介)


陶器スーププレートの電子レンジ・食洗機対応の見分け方

陶器のスーププレートを日常で使ううえで、必ず知っておきたいのが電子レンジと食器洗浄機への対応可否です。間違った使い方は器の破損だけでなく、電子レンジの故障や最悪の場合、火災のリスクにつながります。陶器だからといって一律に「レンジOK」とは判断できません。


最も重要な注意点は「金彩・銀彩・金属装飾が施されている陶器は電子レンジ厳禁」という点です。金彩や銀彩に含まれる金属分が電磁波を反射し、火花が発生します。この火花は器を破損させるだけでなく、電子レンジ内部を傷め、火災につながる危険があります。陶器の装飾が美しいほど電子レンジNGのケースがある点に注意が必要です。


金属装飾のない無地の陶器については、基本的に電子レンジ使用可能なものが多いです。ただし、吸水性の高い陶器を冷蔵庫で冷やしてからすぐにレンジにかけると、急激な温度変化で割れる恐れがあります。使用前に必ずメーカーの表示を確認することが条件です。


食器洗浄機(食洗機)については、陶器・磁器問わず注意が必要です。器同士がぶつかることで欠けや傷が生じやすくなります。陶器の表面に傷がつくと、電子レンジ使用時にも破損しやすくなるため、傷は単なる見た目の問題ではありません。食洗機対応と明記されている器でも、詰め込みすぎず余裕を持って入れることが大切です。



  • 電子レンジNG:金彩・銀彩・プラチナなど金属装飾のある陶器(火花・火災のリスク)

  • ❄️→🔥 急熱NG:冷えた陶器を直接電子レンジにかけると割れることがある

  • 🫧 食洗機:対応品でも器同士がぶつからないよう余裕を持ってセットする

  • 🔍 確認方法:器の底や購入時の説明書に「電子レンジ可」「食洗機可」の表示を必ずチェック


寿山陶苑:陶磁器と電子レンジの関係、金彩・銀彩の危険性と見分け方を詳しく解説


金属装飾の有無が判断の基準です。


陶器スーププレートを長持ちさせるお手入れと保管の方法

せっかく気に入った陶器のスーププレートを長く使い続けるためには、日常のちょっとした扱い方の積み重ねが大切です。陶器は磁器よりも吸水性があり、正しいケアを怠ると染みやカビ、欠けの原因になります。


洗い方の基本は、柔らかいスポンジと中性洗剤で優しく洗い、しっかりすすぐことです。クレンザーや金属たわしの使用は表面に細かな傷をつけ、そこから汚れが染み込む原因になります。また、長時間水に浸け置きするのも陶器には向きません。使用後はなるべく早めに洗い、乾燥させる習慣をつけておきましょう。


乾燥は徹底的に行うことが重要です。濡れたまま食器棚に収納すると、カビや臭いの原因になります。洗った後は風通しのよい場所で十分に乾かしてから収納するのが原則です。特に陶器はわずかな水分でも表面の細孔(かんにゅう)から吸収しやすいため注意が必要です。


収納時の重ね方にも工夫が必要です。陶器を重ねて保管すると、下の器が上の重さで傷つきやすくなります。同じ形・サイズのものを重ねるのが基本で、できれば間にペーパーナプキンや布を1枚挟むと傷防止になります。また重ねすぎは欠けや割れの原因になりますので、3〜4枚程度を目安にしましょう。


陶器を初めて使う前に行う「目止め」についても触れておきます。目止めとは、米のとぎ汁に器を浸けてデンプン質で器の細孔をふさぐ処理です。ただし、食器への目止めはカビを誘発しやすく、逆効果になる場合があるため、現在では賛否が分かれています。初めて使う前に2〜5分ほど水に浸すだけでも、料理の染みを軽減できます。これだけ覚えておけばOKです。


波佐見焼オンラインストア:陶器の目止めとお取り扱いの基本(目止めとカビの関係も詳しく解説)



  • 🧽 洗い方:柔らかいスポンジ+中性洗剤。クレンザー・浸け置き洗いはNG。

  • 💨 乾燥:使用後は必ず風通しのよい場所でしっかり乾かしてから収納。

  • 📦 収納:重ねるときは同じサイズ同士で、間に紙や布を1枚挟むと傷を防ぎやすい。

  • 💧 使い始め:初回使用前に2〜5分水に浸すだけで染み防止に効果的。


陶器スーププレートならではの独自の楽しみ方:季節と食材で表情を変える

陶器のスーププレートは、季節や食材の色との組み合わせで表情を変える器です。磁器の均一な白とは異なり、陶器は土の質感や釉薬の揺らぎがあるため、同じ料理でも盛り付けるたびに違った顔を見せてくれます。この「偶然性のある美しさ」が、陶器好きを惹きつける最大の魅力の一つです。


季節ごとの使い方を意識すると、より食卓が豊かになります。春なら菜の花の黄色やアスパラの緑が映える淡いグレーや白の陶器が合います。夏は冷製スープやガスパチョをガラス感のある淡青色の陶器に盛ると清涼感が出ます。秋冬は深みのあるブラウン系・ネイビー系の陶器にかぼちゃポタージュやミネストローネを盛ることで、温かみある食卓になります。


また、陶器のスーププレートをデザートプレートとして使うという方法も、実はおしゃれな食卓づくりの定番テクニックです。アンティーク調の陶器皿にホールケーキを切って並べたり、ヨーグルトとグラノーラを組み合わせた朝食ボウルとして使ったりと、スイーツとの相性も抜群です。スーププレートはデザート皿にもなるということですね。


さらに、陶器のスーププレートはSNSでの食卓写真の映えにも効果的です。インスタグラムなどに投稿する際も、リムの余白が自然なフレームとして機能し、料理を中央に集めることで見栄えのする構図になります。料理家やスタイリストが「映え皿」としてスーププレートを活用する理由がここにあります。いいことですね。


「どんな陶器のスーププレートから始めるか迷う」という方には、美濃焼のリムボウルや、ポルトガル陶器のシリーズが選択肢としておすすめです。美濃焼は日本のスーパーやオンラインショップで手に入りやすく、価格帯も1枚500円〜2,000円程度と幅広くそろっています。ポルトガルの「ボルダロピニェイロ FANTASIA」シリーズは1枚2,640円前後で、デザイン性が高く贈り物にも喜ばれます。


kufura:スタイリストが実践するスープ皿のおしゃれな活用術(アンティーク皿を日常使いするコーディネート例)




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