フランフラン食器と電子レンジの正しい使い方と注意点

フランフランの食器は電子レンジOKなものとNGなものが混在しています。金縁や陶器の素材など、見落としがちな判断ポイントを知っていますか?

フランフラン食器を電子レンジで使う前に知っておきたいこと

フランフランの食器はすべて電子レンジに使えると思い込んでいると、食器が割れたり火花が出たりする危険があります。


この記事のポイント
金縁・金彩の食器は電子レンジNG

フランフランの人気商品でも、金色の装飾がある食器は電子レンジで火花が出る危険があります。

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対応・非対応の見分け方

商品タグや底面の表示を確認する方法と、素材ごとの電子レンジ可否をまとめて解説します。

電子レンジ対応のおすすめ商品

色々皿シリーズ・ストーナシリーズ・耐熱レンジボウルなど、安心して使えるフランフラン商品を紹介します。


フランフラン食器の電子レンジ対応・非対応をどう見分けるか


フランフランの食器には、電子レンジに対応しているものと対応していないものが混在しています。見た目だけでは判断が難しく、「かわいいから買ったけど毎朝レンジで温めていた…」というトラブルが起きやすいブランドでもあります。


まず最初に確認すべきは、商品タグまたは食器の底面に貼られたシールの表記です。フランフランの食器には「電子レンジ:可」もしくは「電子レンジ:不可」という表記が記載されており、これが最も確実な判断基準です。シールをすでに剥がしてしまった場合は、公式オンラインショップの商品ページで商品名を検索すると「注意事項」欄に対応状況が記載されています。確認が原則です。


素材でざっくり分類すると、次のようになります。


- 電子レンジ可が多いもの:磁器製(ポーセリン)、ストーンウェア(石器)、耐熱樹脂製
- 電子レンジ不可が多いもの:金彩・金縁入りの食器、一部の陶器、マジックマグカップ、ステンレス製マグ


陶磁器の中でも、磁器は高温(約1300℃以上)で焼きしめられているため吸水性がほぼなく、電子レンジに比較的強い素材です。一方、陶器は粘土質の成分が多く吸水性があるため、電子レンジ加熱で器内部の水分が膨張して割れるリスクがあります。これは素材の基本的な性質によるものです。


また、見落としがちなのが「金・銀の装飾の有無」です。たとえフランフランの公式サイトに電子レンジ可と書かれていても、別シリーズで金縁入りのデザインは不可とされています。デザインが似ていても、シリーズが違えば対応状況も変わります。シリーズ名まで確認するのがベストです。


【電子レンジ・食洗機・オーブン】で使えるうつわの見分け方 — うちる(素材別の判断ポイントを詳しく解説)


フランフラン食器を電子レンジに入れると火花が出る?金縁の危険性

「金色のフチがかわいいから選んだ」という方ほど、要注意です。


フランフランでは「パステルスカラップ プレート」シリーズなど、金色のリム(縁取り)が入ったデザインの食器が複数あります。これらは見た目の華やかさが魅力ですが、金属粉を使った装飾(金線・銀線・金箔など)が施されている場合、電子レンジのマイクロ波が金属に反応してスパーク(火花)が発生します。


火花が出るのは一瞬ではありません。バチバチと連続して火花が散り、金属部分が焦げたり変色したりします。最悪の場合、電子レンジ内で発火に至ることもあり、電子レンジ本体が故障する可能性もあります。修理費用は機種によって異なりますが、数万円の出費になることも珍しくありません。痛いですね。


フランフランが2020年に公式サイトで「フローラル マグ」のレンジ可否を誤表記したことを公式にお詫びするお知らせを発出したことがあります。誤表記は「電子レンジ:可」だったものが、正しくは「電子レンジ:不可」でした。このように、ブランドとして混乱が生じた事例もあるため、手元の食器に少しでも金属光沢のある装飾があれば、電子レンジに入れるのは控えるのが無難です。


金属装飾がない食器かどうかを判断するポイントは「見た目にキラキラした光沢があるかどうか」です。金、銀、パールのような光沢がある装飾は金属系の顔料である可能性が高いため、そのような食器は電子レンジ不可と判断しておくと安全です。


【お詫びとお知らせ】掲載商品の仕様誤表記について — Francfranc公式(2020年フローラルマグの電子レンジ対応誤表記に関する公式発表)


フランフラン食器の電子レンジ対応おすすめ商品3選

「電子レンジで使えてデザインもかわいい」フランフランの食器は、実はしっかり存在します。これは使えそうです。以下に代表的な3シリーズを紹介します。


① 色々皿シリーズ(電子レンジ可・食洗機可)


フランフランを代表するシリーズのひとつで、華やかなデザインと使い勝手の良さが両立しています。電子レンジと食器洗浄機のどちらにも対応しており、普段使いに最適です。豆皿(200円〜)から取り皿サイズまで展開しており、和洋どちらの料理にも合うデザインが魅力。カラー違いで揃えても統一感が出るシリーズです。


② ストーナ プレート シリーズ(電子レンジ可・食洗機可)


2025年から展開された比較的新しいシリーズで、本物の石のような自然な模様が特徴です。ストーンウェア素材を使用しており、電子レンジ対応食洗機対応が明記されています。サイズはSからLLまで展開しており、ラウンド型とスクエア型から選べます。ただし、重量があるので取り扱いに注意が必要です。


③ 耐熱レンジボウル 18cm(電子レンジ可・食洗機可)


調理から食卓まで幅広く使える万能ボウルです。電子レンジ可・食洗機可で、深さもあるため野菜を加熱してそのまま和えるといった調理にも使えます。価格は600円(税込)と手頃で、14cmと18cmのサイズ展開があります。見た目もシンプルで使いやすく、一人暮らしの方にも人気の商品です。


これら3シリーズに共通するのは「金属装飾なし・磁器または耐熱素材使用・公式が電子レンジ可を明記」という3点です。この3つが条件です。


色々皿特集 — Francfranc公式(電子レンジ・食洗機対応の色々皿シリーズ商品一覧)


フランフラン食器を電子レンジで使う際の正しい使い方と注意点

電子レンジ対応の食器でも、使い方を間違えると割れたりヒビが入ったりすることがあります。陶磁器全般に共通する注意点ですが、知っておくと食器の寿命が大きく変わります。


急激な温度変化を与えない


これが最重要です。冷蔵庫から取り出したばかりの冷えた状態の食器を、いきなり電子レンジで加熱するのは避けましょう。内部と外部で温度差が急激に生まれ、ヒビ割れの原因になります。冷蔵庫で保存していた食器は、いったん常温に戻してからレンジに入れると安全です。また、レンジで加熱した直後に冷水でさっと洗うのも同様のリスクがあります。


空のまま加熱しない(空焚き厳禁)


食器の中に料理が入っていない状態でレンジに入れると、食器自体が急激に温度上昇して割れることがあります。必ず料理が入った状態で使用してください。また、内容物が非常に少ない場合も、局所的に器が高温になりやすいため注意が必要です。


油分・糖分の多い料理には高い耐熱性の食器を選ぶ


油を多く使ったグラタンや、砂糖・タレがたっぷりかかった料理を温める場合、食品の温度が100℃を超えることがあります。こういった場合は、耐熱温度200℃以上の耐熱皿を選ぶのが理想的です。フランフランの「リム オーブンウェア」シリーズはオーブン・電子レンジ・トースター対応なので、こうした用途に向いています。


ヒビや欠けがある食器は使わない


一度ヒビが入った食器は、電子レンジ加熱で水分がヒビの隙間に入り込み、さらに膨張して大きく割れる可能性があります。たとえ電子レンジ対応と書かれていても、破損している食器のレンジ使用は危険です。これだけは例外なく守る必要があります。


電子レンジが使える陶器とは?磁器との見分け方や注意点について — 光月(陶器・磁器の電子レンジ使用の詳細な解説)


陶磁器好きが知っておきたい!フランフランの食器選びの独自視点

陶磁器に興味がある方なら、フランフランの食器を選ぶとき「素材の質」も気になるはずです。実は、フランフランの食器にはポーセリン(磁器)、ストーンウェア(炻器)、耐熱樹脂の3素材が混在しており、それぞれ電子レンジとの相性が異なります。


磁器(ポーセリン)は白く硬い素材で、吸水性がほぼゼロです。つまり、電子レンジの熱で内部の水分が膨張するというリスクが低く、最も扱いやすい素材といえます。フランフランで「ブランシェ」シリーズや「色々皿」シリーズに使われているのがこのストーンウェア素材です。ストーンウェアは日本語では「炻器」と呼ばれ、陶器と磁器の中間的な性質を持ちます。耐久性が高く、電子レンジにも対応しやすい素材です。


一方、一部の装飾皿や季節限定商品には、素材は磁器でも上絵付けやラスター彩(光沢を出すための金属顔料)が施されているものがあります。これらは電子レンジに入れると金属顔料がスパークする可能性があり、見た目が非常に似ていても別シリーズの電子レンジ対応品と混同しやすいという落とし穴があります。


陶磁器の文脈で言うと、この「上絵付け」は一度焼成した後に低温(700~900℃)でさらに絵付けを施す技法で、釉薬の上に描かれた絵は電子レンジのマイクロ波に反応しやすいのです。反対に「下絵付け」(釉薬の下に描かれた絵付け)は、焼成温度が高く顔料も器に溶け込んでいるため、比較的電子レンジに強いとされています。フランフランの「色々皿」シリーズがレンジ対応なのも、こうした素材と製法の選択が背景にあると考えられます。


「デザインがかわいくてレンジも使えるもの」を選ぶなら、まず色々皿・ストーナシリーズ・ブランシェシリーズを中心に探し、商品ページの「注意事項」欄で「電子レンジ:可」を確認してから購入するのがベストな流れです。陶磁器に詳しい方ほど、素材と仕上げ方法をセットで確認する癖をつけると、失敗を防げます。つまり「デザインで選んで素材で確認する」が基本です。


| シリーズ名 | 素材 | 電子レンジ | 食洗機 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| 色々皿シリーズ | 磁器 | ✅ 可 | ✅ 可 | 豆皿200円〜、柄が豊富 |
| ストーナシリーズ | ストーンウェア | ✅ 可 | ✅ 可 | 石目調のナチュラルデザイン |
| ブランシェシリーズ | ストーンウェア | ✅ 可 | ✅ 可 | シンプルな白食器 |
| パステルスカラップシリーズ | 磁器 | ❌ 不可 | ❌ 不可 | 金縁あり・飾りとして活用 |
| フローラルマグ | 磁器 | ❌ 不可 | ❌ 不可 | 過去に誤表記事例あり |
| 耐熱レンジボウル | 耐熱樹脂 | ✅ 可 | ✅ 可 | 調理と食卓の兼用が可能 |


「陶器」や「磁器」は電子レンジで使えるの? — Studio1156(陶器・磁器の素材的特性と電子レンジ使用に関する詳しい解説)




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