フェンス支柱を斜めに立てると3年で倒れます。
フェンス支柱の基本は「全長の1/3を地中に」という原則です。これは建築基準法に基づく安全基準でもあります。
地上高150cmのフェンスなら、支柱全長は225cm必要です。
つまり75cmを地中に埋めることになります。
これより浅いと、台風や強風で倒壊するリスクが急増します。
実際、2019年の台風15号では、埋め込み深さ40cm程度の支柱が大量に倒れました。気象庁の記録では最大瞬間風速57.5m/sを観測しています。一方、60cm以上埋めていた支柱の倒壊率は5%未満でした。
深さが基本です。
地盤の固さでも必要深さは変わります。砂質土なら基準+10cm、粘土質なら基準通りで問題ありません。庭の土を握ってみて、すぐ崩れるなら砂質、固まるなら粘土質です。
どうやって確認するんでしょう?
スコップで50cm掘ってみて、側面を指で押してください。
簡単に崩れる場合は補強が必要です。
モルタルや砕石での固定を検討しましょう。
支柱が2度傾くだけで、荷重が片側に集中します。
これが支柱の寿命を半分にする原因です。
水平器は2方向からチェックが原則です。支柱の正面と側面、両方で垂直を確認してください。どちらか一方だけでは、斜めに傾いていても気づけません。
具体的な手順はこうです。
支柱を穴に仮置きして、水平器を当てます。
気泡が中心から外れたら、その方向に支柱が傾いています。
つまり調整が必要です。
小石や薄い板を使って、傾きを微調整します。一度に大きく動かすと、また別方向に傾くので注意してください。
1mm単位で少しずつ調整するのがコツです。
デジタル水平器なら、角度が0.1度単位で表示されます。
価格は2,000円程度から購入できます。
DIY初心者には特におすすめです。アナログ式より精度が高く、作業時間も短縮できます。
支柱間隔は2mが標準ですが、風の強い地域では1.5m以下にすべきです。
なぜでしょうか?
フェンスパネルは風を受けると、支柱に横方向の力がかかります。この力は支柱間隔の2乗に比例して増加します。
つまり間隔が2倍になれば、負荷は4倍です。
建築学会の指針では、風速40m/s地域で高さ180cmのフェンスなら、支柱間隔は1.8m以内を推奨しています。
沿岸部や高台はこれに該当します。
間隔が条件です。
メッシュフェンスなら風抜けが良いため、2.5mまで広げても問題ありません。ただし目隠しフェンスのような板状パネルは、標準の2m以下にしてください。
風圧が板全体にかかるからです。
支柱間隔を狭めると材料費は増えますが、倒壊リスクは劇的に下がります。1本あたり3,000円として、10mのフェンスで支柱を5本から6本に増やしても、追加コストは3,000円です。
修理費用と比べれば安い投資です。
陶芸工房の庭にフェンスを立てる際、窯の排水管に注意が必要です。
地中60cmに埋設配管があると、支柱が管を破損させる可能性があります。特に電気窯やガス窯の給排水ラインは、庭の地下30〜80cmに通っていることが多いです。
どうやって確認しますか?
工房の設計図があれば、配管ルートを事前チェックできます。図面がない場合は、窯から外壁までの最短距離を避けてください。
配管は通常、最短ルートで埋設されています。
スコップで試し掘りする方法もあります。深さ30cmまで掘って、管や配線が見えたらそこは避けます。
別の場所に支柱位置をずらしましょう。
それで大丈夫でしょうか?
配管から50cm以上離せば安全です。万が一のトラブルでも、修理アクセスが確保できます。
陶芸教室を運営している場合、生徒の作品乾燥スペースとフェンスの距離も重要です。フェンスが影を作ると、乾燥ムラの原因になります。
南側1.5m以上は空けるのが理想です。
モルタル配合は「セメント1:砂3」が基本です。
これより砂が多いと強度不足になります。
水の量は重量比で約15%です。セメント1kgに対して150ml程度ですね。
多すぎると乾燥後にひび割れが発生します。
厳しいところですね。
練り方にもコツがあります。
まず砂とセメントを乾いた状態で混ぜます。
色が均一になったら水を少しずつ加えてください。一度に入れると、ダマができて強度が落ちます。
固まる時間は気温で変わります。20℃なら約24時間、10℃以下なら48時間は動かさないでください。
完全硬化には7日かかります。
支柱を立ててモルタルを流し込んだ後、表面を平らにならします。雨水が溜まらないよう、中心から外側へ緩やかな傾斜をつけるのがポイントです。
モルタルが固まる前に支柱が動くと、内部に空洞ができます。
これが強度低下の原因です。
固まるまで支柱を支えておく必要があります。
木材や単管パイプで仮固定するのが確実です。
フェンス長さが10m以上なら布基礎が有利です。支柱1本ごとに穴を掘る独立基礎より、連続した溝を掘る布基礎の方が強度が出ます。
独立基礎は穴の直径が30cm程度です。対して布基礎は幅20cm×深さ60cmの溝を連続で掘ります。
横方向の力に強いのが特徴です。
どういうことでしょうか?
フェンス全体が一体化するため、1本の支柱にかかる負荷を他の支柱が分散します。台風で一部に強風が当たっても、倒れにくいということです。
コスト面では独立基礎が有利です。
材料費は布基礎の約60%で済みます。
短いフェンスや予算重視なら独立基礎を選んでください。
10m未満が条件です。
ただし軟弱地盤では布基礎一択です。砂地や埋め立て地では、独立基礎だと支柱が沈んでいきます。実際、海沿いの住宅で独立基礎の支柱が5年で15cm沈下した事例があります。
布基礎の施工は時間がかかります。溝掘りに半日、モルタル充填と養生で2日間です。
独立基礎なら1日で完了します。
スケジュールも考慮してください。
DIY初心者には独立基礎が向いています。
失敗しても1本単位で修正できるからです。
布基礎は一度流し込むと、やり直しが困難になります。
アルミ支柱は30年以上持ちますが、スチール製は10年で錆びます。
材質が原則です。
アルミは軽量で錆びないのがメリットです。価格は1本あたり4,000〜8,000円程度。
海沿いや湿気の多い場所に最適です。
ただし強風には弱く、厚み2mm以上の製品を選ぶ必要があります。
スチール支柱は強度が高く、価格も1本2,000〜4,000円と安価です。
しかし防錆処理が必須です。
亜鉛メッキ加工されていても、5年ごとに塗装メンテナンスをしないと、10年で使えなくなります。
木製支柱は見た目が自然で、陶芸工房の雰囲気に合います。防腐処理済みのウェスタンレッドシダーなら15年程度持ちます。
価格は1本3,000〜6,000円です。
どの材質を選びますか?
予算と環境で決めてください。
海から500m以内ならアルミ一択です。
内陸で予算重視ならスチール、見た目重視なら木製を選びましょう。
樹脂製支柱も最近増えています。腐食しない上に軽量ですが、紫外線で劣化します。日当たりの強い場所では10年で変色・脆化するので注意してください。
設置直後は問題なくても、3ヶ月後に傾くケースが多発しています。
これは地盤の沈下が原因です。モルタルの重みで土が圧縮され、支柱が傾きます。
特に雨が多い季節は要注意です。
点検は月1回が基本です。
水平器で垂直を確認してください。
1度以上傾いていたら、早めに修正が必要です。
放置すると傾きが加速します。
それで大丈夫でしょうか?
モルタル周辺の土が沈んでいたら、砕石や土を追加します。隙間を埋めることで、それ以上の沈下を防げます。
作業は30分程度で完了します。
支柱の根元に雨水が溜まらないよう、排水対策も重要です。支柱周りを少し高くして、水が流れるようにしてください。水が溜まると、冬場の凍結でモルタルが割れます。
フェンスパネルの固定ボルトも点検対象です。
緩んでいると、風でガタガタ音がします。
半年に1回は増し締めしましょう。
陶芸工房では、窯の煙でフェンスが汚れます。年1回は水洗いして、腐食の進行を遅らせてください。特にアルミ支柱は、汚れが付着すると電食が起きやすくなります。
定期メンテナンスが寿命を2倍に延ばします。設置して終わりではなく、長期的な管理を計画してください。

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