釜山でカフェ巡りをする前に、これだけは知っておいてください。陶磁器目的で釜山に行っても、梱包なしでスーツケースに入れると、帰宅前に3割が割れる可能性があります。
釜山のカフェシーンを語るうえで欠かせない存在が、「모던 테이블(モダンテーブル)」です。釜山広域市釜山鎮区、西面(ソミョン)と田浦(チョンポ)をつなぐエリアのビル3階に店を構え、地元ファンや観光客が連日訪れる人気店です。
営業時間は12:00〜23:00(ラストオーダー22:00)で、週7日営業しています。アクセスは地下鉄1・2号線「西面駅」2番出口から徒歩約9分、または地下鉄2号線「田浦駅」7番出口からも歩いてアクセス可能です。海雲台エリアからはタクシーで約30分、南浦洞からは約20分の距離感です。
店舗は建物の3階にあり、エレベーターで上がると広々とした空間が広がります。木目を基調とした温かみのある内装に、アンティーク調の家具が点在し、インダストリアルとヴィンテージが交差する独自の世界観が訪れる人を引き込みます。陶磁器や器が好きな方であれば、テーブルや棚に置かれた食器類にも自然と目が向くはずです。
現在、釜山には西面(田浦)店と慶星大店の2店舗があり、どちらも常連・観光客の両方から支持を集めています。
| 店名 | 모던 테이블(モダンテーブル) |
|---|---|
| 住所 | 釜山広域市 釜山鎮区 中央大路680番キル45-9 3F |
| 営業時間 | 12:00〜23:00(ラストオーダー22:00) |
| 最寄り駅 | 地下鉄西面駅2番出口 徒歩約9分 / 田浦駅7番出口 |
| 公式SNS | Instagram: @modern_table_busan |
モダンテーブルに行くなら、14時前後の来店がおすすめです。開店直後は地元の常連客が多く、夕方以降は混雑が増すため、午後早めの時間帯が落ち着いて食器や空間をゆっくり楽しめます。
モダンテーブルの代名詞といえば、注文後に焼きたてで提供されるワッフル・クロッフルです。クロッフルはクロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いた、外はパリッと中はもちもちの食感が特徴で、ヘーゼルナッツチョコレートソース「ヌテラ」とバニラアイスをたっぷりのせた「ヌテラクロッフル(8,500ウォン)」が看板メニューとなっています。
8,500ウォンは2026年3月時点の為替レートで日本円換算すると約950円前後です。東京都内のカフェのワッフルが1,200〜1,800円であることを考えると、コストパフォーマンスの高さがわかります。
注文はテーブルに置かれたタブレット端末から行い、呼ばれたらカウンターで受け取ってその場で会計するセルフスタイルです。メニューには韓国語と英語の両方が表記されており、写真付きなので語学が不安な方でも問題なく注文できます。
これは使えそうです。食器好きの方には、焼きたてのワッフルが盛り付けられたプレートやカップにも注目してほしいポイントがあります。店内で実際に使われている器のデザインは、モダンながらどこか温かみのある韓国らしいセンスで統一されており、テーブルスタイリングのヒントになるはずです。
陶磁器好きが釜山・西面〜田浦エリアを訪れる最大のメリットは、カフェ巡りと食器ショッピングが同じ動線上で完結する点です。モダンテーブルから歩いてすぐの「田浦カフェ通り(전포카페거리)」周辺には、個性的な食器ショップが集中しています。
なかでも特に注目したいのが「BRACKET TABLE(ブラケットテーブル)」です。釜山鎮区 西田路68番キル109に位置し、田浦駅6番出口から徒歩3分とアクセス抜群です。営業時間は12:00〜20:00で年中無休、免税(タックスフリー)対応済みという点も見逃せません。
口コミでは「思った以上にお手頃で驚いた」「韓国のVlogに出てきそうなおしゃれな食器がいっぱい」という声が目立ちます。お皿1枚を1,000円台で入手できるのは、日本の陶磁器専門店と比べても明らかにコスパが良い水準です。
つまり、陶磁器目的の買い付けとしても十分に成立するということです。
また同エリアには「AVIVERE(アビベルカンパニー)」も店を構えています。トレンドを押さえたデザイン雑貨と食器を扱い、動物モチーフの箸置きや植物の形をした小皿など、テーブルを彩るユニークな陶磁器小物が豊富に揃っています。営業時間が11:00〜23:00と遅くまで開いており、カフェ巡りの後にも立ち寄りやすいです。
釜山全体の陶磁器・食器スポット情報については、プサンナビの専用ページが参考になります。
プサンナビ:釜山の陶磁器・食器ショップ一覧ページ(国富陶芸、三栄食器など掲載)
釜山のカフェ文化と陶磁器文化には、実は深いつながりがあります。田浦カフェ通りに集まるカフェやショップの多くが、韓国の若手デザイナーや陶芸家とコラボレーションした器を使用・販売しており、単なるグルメスポットにとどまらない「器の発信地」としての側面を持っています。
モダンテーブルの店内を構成する食器類は、白を基調にしたシンプルながら質感のある素材選びが印象的です。韓国の現代陶磁器デザインは「白磁の伝統」を継承しながら、モダンなフォルムと日常使いしやすいサイズ感を融合させた点に特徴があります。これは、韓国陶磁器の産地として知られる利川(イチョン)の影響を釜山発のブランドが独自に消化した結果といえます。
利川の陶磁祭りでは、市内の店舗価格より3割ほど安い現地価格で陶磁器を購入できるとされており、陶磁器ファンには聖地とも言われるほどです。釜山でも、ブラケットテーブルのような現地ショップで購入すれば、日本の輸入陶器専門店で買うより大幅にコストを抑えられます。
いいことですね。
さらに見逃せないのが「食器からカフェ空間全体を読む」という視点です。モダンテーブルの場合、木材とホワイトを基調にした内装に、アンティーク小物がアクセントとして配置されています。これはまさに、現在の韓国インテリアトレンドである「温かみのあるモダン(웜モダン)」スタイルを体現したもの。この空間づくりに学ぶことで、自宅のテーブルコーディネートにも応用できます。
釜山旅行は「カフェで食べて終わり」ではなく、テーブルコーディネートの教科書としても機能します。これが原則です。
せっかく選び抜いた器を、帰国後にスーツケースの中で割れた状態で発見したら…これほど後悔することはありません。陶磁器は旅行中に特に破損リスクが高いアイテムです。宅急便での発送は「割れ物表記をしても過去に何度か割れた」という体験談も多く、大切な器は自分で持ち帰るのがベストです。
まず旅行前の準備として、以下の3点を必ずスーツケースに入れておきましょう。プチプチ(気泡緩衝材)とマスキングテープ、そして折り畳めるエコバッグです。釜山のショップの梱包は日本に比べて簡易的なことが多く、現地で自分で包み直すことが前提になります。
次に、スーツケースへの詰め方にも注意が必要です。
高価な器や骨董品は、機内手荷物として持ち込むのが最も安全です。その際、飛行機の上部収納棚に置くのは避けてください。気流の乱れで棚の中でスライドすることがあるため、足元の座席下に置くのが基本です。
スーツケースへの陶磁器の詰め方についての参考情報が、テーブルコーディネーターの専門サイトに詳しくまとまっています。
テーブルコーディネーター監修「旅行で買った食器の割れない持ち帰り方」詳細ガイド(くらしのスタイリングより)
荷物が多くなった場合は、釜山市内のホテルから日本へ宅急便で送る選択肢もあります。ただし破損リスクがある点を念頭に置き、大切なものほど手元で持ち帰ることをおすすめします。帰国前にスーツケースのスペースを確保しておく意識が、器を割らないために一番重要な対策です。スペース確保が条件です。

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