会員登録しないと、茶の湯は毎回100円以上も余計に払い続けます。
西尾温泉 茶の湯(さのゆ)の基本入浴料は、平日が大人900円・土日祝が950円です。子ども(4歳以上)は平日・土日祝ともに350円で、小学4年生以上から適用されます。一見シンプルな料金設定ですが、「平日と土日の差が50円しかない」という点は意外と気付かれにくいポイントです。
平日と土日の差は50円です。たった50円の差ならば、必ずしも「平日に合わせて行く必要はない」と感じる人も多いでしょう。ただし、繁忙期の混雑を避けたいなら平日訪問の優位性は「混雑回避」という別の価値にあります。
3歳以下のお子様は無料で入館できます。「小さな子どもを連れて行くと料金が高くなる」と心配している親御さんには安心の情報です。ただし、子どもだけでの入館はできないため、必ず保護者同伴が条件となります。
| 区分 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 一般大人(中学生以上) | 900円 | 950円 |
| お子様(4歳〜) | 350円 | 350円 |
| 会員(中学生以上・入会金200円) | 800円 | 850円 |
| 岩盤浴追加 | +400円 | +400円 |
岩盤浴を追加する場合は、入浴料に加えてさらに400円が必要です。入浴料なしで岩盤浴だけの利用はできないルールになっているため、岩盤浴目当てで来館した場合でも必ず入浴料が発生します。これはよくある思い違いなので注意が必要です。
岩盤浴は入浴とセット、が原則です。
参考情報(公式料金・施設詳細)。
西尾温泉 茶の湯 公式サイト|料金・アクセス
茶の湯の会員登録は、入会金わずか200円で開始できます。年会費は一切かかりません。入会した当日から会員料金が適用されるため、「登録したその日から」すぐにコストが下がる点がポイントです。会員になると、平日なら800円・土日祝なら850円で入浴できます。一般料金と比べると毎回100円の節約になります。
つまり、10回行けば会員登録代200円はすぐに回収できます。月に2〜3回行く習慣があれば、半年で600円以上の差になります。1年間で1,200円の節約は、消費税分1回分の入浴料に近い金額です。いいことですね。
会員のみが購入できる「回数券」も見逃せない制度です。10回分をまとめて購入する形で、カードチャージ型が7,600円・紙チケット型が7,800円となっています。平日通常料金900円×10回=9,000円と比べると、カード型で1,400円・紙型で1,200円もお得になります。1回あたりの単価に換算するとカード型が760円です。有効期限は購入日から1年後の月末までとなっています。
さらに定期的に「回数券特売日」が開催されています。公式インスタグラムの告知によると、月末近くに特売期間が設けられることが多く、その期間中は通常の回数券よりもさらに安価で購入できます。来店頻度が高い人は、SNSをフォローして特売日をチェックする習慣をつけると実質的な1回あたりの料金をさらに圧縮できます。
回数券+特売日の組み合わせが最強です。
西尾温泉 茶の湯の名物浴槽「茶壺の湯」は、愛知県が誇る伝統工芸品・常滑焼で作られた大きな抹茶茶碗の形をした浴槽です。ただの「見た目がかわいいお風呂」ではなく、焼き物の産地が生んだ本物の陶器クラフトが実際の入浴施設として使われているという点で、陶器に関心を持つ人には見逃せない体験です。
常滑焼は、愛知県常滑市を発祥とする「六古窯(ろっこよう)」のひとつです。六古窯とは日本の陶磁器の中でも特に歴史が長く、中世から連続して窯業が続いてきた6つの産地の総称で、2017年にユネスコの「日本遺産」に認定されています。急須のイメージが強い産地ですが、大きなサイズの焼き物も得意としており、茶壺の湯の浴槽はその技術を活かした作品と言えます。
陶器の浴槽という点が注目ポイントです。市販のユニットバスやタイル張りの浴槽と違い、陶器製の浴槽は遠赤外線効果が期待されるとされており、ぬるめのお湯でもじっくり体が温まりやすいという特性があります。入浴者が「陶器の質感が肌に優しい」と感じるのは、表面の細かい凹凸と熱の伝わり方によるものです。
さらに、茶壺の湯は「替わり湯」として2日に1回お湯が変わります。抹茶湯・ほうじ茶湯をはじめ、季節ごとのイベント風呂が楽しめるため、同じ浴槽でも訪問するたびに異なる体験ができます。陶器の形だけでなく、お茶の文化まで詰まったお風呂と言えるでしょう。
西尾市は日本有数の抹茶産地として知られており、国内の抹茶生産量の約20〜30%を占めるとも言われています。その地元の文化が温浴施設に反映された「茶壺の湯」は、ただのお風呂以上の体験価値を持っています。
参考情報(常滑焼と六古窯について)。
常滑市観光協会|日本六古窯・常滑焼の歴史
岩盤浴「爽快院」や「熱波ととの院」「岩塩ととの院」を利用するには、入浴料と合わせて追加400円が必要です。入浴料なしで岩盤浴単独の利用はできないことを改めて確認しておきましょう。また、岩盤浴エリアでは専用の岩盤浴着を着用する必要があり、私服での利用は不可です。専用着は施設が貸し出してくれます。
子ども連れの方に特に注意が必要なのが、岩盤浴の年齢制限です。岩盤浴は「18歳以上の保護者同伴」という条件のもと、お子様の利用が認められていますが、小学3年生以下は利用不可となっています。岩盤浴の熱量が子どもの体に与える影響を考えた安全対策です。
混浴についての年齢制限も見落とされやすいポイントです。8歳以上または身長120cm以上のお子様は異性の浴室(混浴)に入れません。これは一般的な温浴施設共通のルールに基づくものですが、「小学校低学年なら大丈夫かな」と思って訪問すると現場で困ることがあります。身長基準もあるため、年齢だけで判断しないことが条件です。
サウナ「熱茶房」は最高温度98度前後、水風呂は13〜15度程度に設定されています。これはいわゆる「ととのい」を体験するのに最適とされる温度差(サウナ80度以上・水風呂15度以下が目安)をしっかりクリアしています。男性サウナでは毎日11時・18時・21時にスタッフによるアウフグースが開催されており、イベント性の高い体験ができます。
参考情報(岩盤浴の効果について)。
myrepi|岩盤浴の楽しみ方・効果が上がる入り方から持ち物・マナーまで
西尾温泉 茶の湯は、愛知県西尾市下町八幡下34-1に位置し、ショッピングセンター「おしろタウン SHAO(シャオ)」に隣接しています。駐車場はシャオとの共用で約200台分が無料で利用可能です。200台という規模は、コンビニの駐車場の約10倍のイメージで、週末でも比較的停めやすい環境です。
車でのアクセスは国道23号「安城西尾インター」を降りて約13分です。電車では名鉄西尾線「西尾」駅からバスまたはタクシーを利用します。名鉄バスの「平坂・寺津方面」行きで「西尾文化会館北」バス停下車が最寄りとなります。「六万石くるりんバス」という地域循環バスも利用できます。電車利用の場合はバスの時刻を事前に確認しておくと安心です。
営業時間は9:00〜24:00(最終受付23:30)です。夜11時を過ぎても入館できる施設は地域内でも限られており、仕事帰りの夜間利用にも対応しています。ただし、岩盤浴の最終受付だけは22:30と閉館より1時間早いため、岩盤浴目的なら時間管理が必要です。
施設全体の構成は、お風呂・サウナ・岩盤浴・食事処「茶乃庵」・リラクゼーション「Rakuku」・休憩スペースと多岐にわたります。食事処では定番のスーパー銭湯メニューに加えて、青森の姉妹店にちなんだ郷土料理や日本酒が楽しめる点が個性的です。漫画は岩盤浴エリアに3,000冊以上が設置されています。
陶器ファンの視点で整理すると、「茶壺の湯」という常滑焼の浴槽体験に加え、西尾市の抹茶文化を感じながら丸一日滞在できる施設構成になっています。これは使えそうです。陶芸・焼き物が好きな人は、翌日に西尾市周辺の陶芸教室を組み合わせた旅程にするとさらに充実した体験になります。
西尾市の陶芸体験スポットについて(翌日のプラスワン観光に)。
じゃらんnet|西尾市の陶芸教室・陶芸体験ランキング