ボーダー柄の種類|マリン・グラデーション・パネルで楽しむ食器選び

ボーダー柄には様々な種類があり、それぞれが異なる魅力を持っています。シングルやダブル、マリンボーダーからグラデーション、パネルボーダーまで、用途に合わせた選び方を知りたくありませんか?

ボーダー柄の種類とデザイン

ボーダー柄の種類とポイント
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基本のシングルボーダー

等間隔の横縞で構成される最もスタンダードなデザイン。線の太さで印象が変わります

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爽やかなマリンボーダー

白と青系の配色が特徴的。海軍の制服をルーツとする伝統的なパターン

デザイン性のあるアレンジ柄

グラデーションやマルチカラー、ランダムな配置で個性を表現できます

ボーダー柄の基本|シングルとダブル

ボーダー柄の基本となるのがシングルボーダーです。等間隔に配列された横縞が特徴で、線の太さによって印象が大きく変わります。細いピッチを選ぶと縞模様のコントラストが弱まり、無地感覚で着やすくなるため、初心者の方にもおすすめです。太めのピッチを選べば、より大胆でカジュアルな雰囲気を演出できます。
参考)ボーターとは?ボーダーの種類や代表的なボーダー服を紹介

 

シングルボーダーに対して、同じ縞が二本ずつ等間隔で配列されたのがダブルボーダーです。人と被りにくい個性的なデザインを楽しみたい方に適しており、シンプルながら一捻りある印象を与えることができます。シングルとダブルの違いを理解することで、用途に応じたボーダー柄を選べるようになります。
参考)【ボーダー柄】ストライプとは違う? 意外と知らない種類と印象…

 

食器やファッションアイテムなど、どのような場面で使用するかによって、シングルかダブルかを選び分けることが大切です。シンプルで洗練された印象を求めるならシングル、少し変化を持たせたいならダブルが適しています。
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ボーダー柄の代表|マリンボーダーの特徴

マリンボーダーは、かつて船乗りの制服に使われていた横縞模様がルーツとなっています。配色には必ず白が用いられるのが特徴で、紺×白、青×白、黒×白、赤×白などの組み合わせが一般的です。中でも紺×白の爽やかな配色が最も代表的とされています。
参考)マリンボーダー

 

16世紀頃、フランスとスペインの国境で地方の漁師が着用していたことが始まりで、その後フランス海軍に採用されました。細めのマリンボーダーはより洗練されたキレイめな印象になり、太めのマリンボーダーはよりカジュアルな雰囲気を醸し出します。マリンスタイルの先駆者として世界に広めたのは、フランスのブランド「セントジェームス」で、地元の漁師や船乗りの仕事着として実用性のあるマリンセーターが現在のマリンボーダーシャツの原型となりました。
どんなコーディネートにもよく合い、シンプルでありつつもさりげなく存在感を放つため、食器のデザインとしても人気があります。白が含まれるため爽やかで清々しい印象を与えられるのが大きな魅力です。

ボーダー柄の種類|ロンドンとオルタネート

ロンドンストライプのボーダーは、5ミリ以上の太さの縞が等間隔に配列されているのが特徴です。ラグビーのユニフォームでよく見かけるような大胆な横縞で、陽気で活動的な印象を与えます。色の部分と白の部分が同じ幅であることが基本的な定義で、シャープで上品、洗練されたイメージを持つため、トラッドな着こなしに最適です。
参考)ストライプシャツの種類と、定番トラッドスタイルにおすすめな”…

 

オルタネートストライプのボーダーは、2種類の異なった縞が交互に組み合わされて並んでいます。「オルタネート」とは「交互」という意味で、異なった2種類の色や太さの縞が交互に配列されることで、デザイン性やファッション性が強く表現されます。
これら4つの基本パターン(シングル、ダブル、ロンドン、オルタネート)を覚えておけば、ボーダー柄選びに困ることはありません。太さや配置によって印象を大きく変えられるため、コーディネートの幅が広がります。陶器や食器のデザインを選ぶ際にも、これらの基本を理解しておくと役立ちます。
参考)https://store.natural69-hasami.co.jp/?mode=cateamp;cbid=2466766amp;csid=0

 

ボーダー柄の種類|グラデーションとマルチカラー

グラデーションボーダーは、多色使いしたタイプからモノトーンなど色味を抑えたタイプまで幅広いバリエーションがあります。多色使いならば全体のコーディネートのアクセントにぴったりで、モノトーンのグラデーションタイプならばキレイ目なスタイルに仕上がりやすくなります。単色のグラデーションは上品なイメージを演出でき、大人のカジュアルスタイルにもおすすめです。
パネルボーダーは、裾に向かって太さを変化させることでデザイン性を高めた柄です。袖口や首元が無地になっているため抜け感が出しやすく、特に顔まわりに柄を抑えた無地にすることで顔を明るく見せる効果が期待できます。目の錯覚を使った着やせ効果にも優れています。
参考)【L】リブ風グラデーションボーダー クルーネック7分袖プルオ…

 

マルチボーダーは、多色使いした縞模様や太さの異なる縞模様が特徴です。ランダムボーダーとも呼ばれ、縞模様の幅がランダムだったり一定の決まりで配置されていたりするため、デザイン性を感じる柄に見せやすくなります。どこか懐かしいレトロ感を楽しむことができ、ヴィンテージっぽさを求める方に適しています。ベースに落ち着いたカラーを選ぶとシックな印象に、明るい色をベースに選ぶとセンス感あるボーダー柄を楽しめます。
参考)どのボーダーを選ぶかで印象は変わる?ボーダーの種類とその印象…

 

ボーダー柄の陶器|波佐見焼の魅力とデザイン

波佐見焼のボーダー柄陶器は、白磁にスタンダードなボーダー柄を施したシリーズが人気です。線の太さや本数、配置などを工夫し、雰囲気の異なる絵柄を5柄用意しているブランドもあります。キレイな白磁の地に職人による手描きの線は濃淡があり、味わいのある線が特徴となっています。
参考)波佐見焼の器|ボーダーボーダーシリーズ|natural69の…

 

形はコンパクトで重なりも良いので収納しやすく、シンプルで飽きのこないデザインは永く愛用できます。無地の食器や他の柄物と組み合わせても相性が良く、既に持っている食器と合わせて使いやすいのがポイントです。カジュアルでありながら高級感のある、他にはない食器に仕上がっています。
ボウルやどんぶりなど、日常使いしやすいアイテムが揃っており、用途に応じて選べます。小さいボウルはお漬物やソース用、中サイズはサラダやデザート用、どんぶりは麺類からご飯物まで幅広く活躍します。ボーダー柄の陶器は、テーブルコーディネートに変化と洗練された印象を加えてくれる優れたアイテムです。
波佐見焼のボーダーボーダーシリーズの詳細情報と商品ラインナップはこちらから確認できます