2025年10月4日から大阪中之島美術館で開催される「新時代のヴィーナス!アールデコ100年展」では、100点以上のオリジナルグッズが販売されています。展覧会の魅力を自宅でも楽しめるよう、様々な価格帯とカテゴリーの商品が用意されており、コレクターにとって見逃せないアイテムばかりです。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000115665.html
展覧会図録は3,300円(税込)で、展示作品約350点を収録し、豊富な論考や図版が掲載されています。ブランド陶器愛好家にとって、1925年のアールデコ博覧会から100年という記念すべき節目の資料として、長く手元に置いておきたい一冊です。
参考)2025年秋の特別企画 100年前の美の競演 小出展×アール…
定番の文房具類では、A4クリアファイル(500円)やマスキングテープ(550円)が人気です。マスキングテープはアールデコ期のグラフィックをあしらった通好みのデザインで、手帳やノートのデコレーションに最適です。
参考)https://nakka-art.jp/wp10/wp-content/uploads/2025/09/deco_0910.pdf
森林認証や脱プラにこだわる「PENON」の《タッチミー!ウッドポストカード/アートマグネット》は、各990円(税込)で環境に配慮しながらもアールデコの美しさを楽しめる逸品です。木製という素材の温かみが、幾何学的なアールデコデザインに新たな魅力を加えています。
参考)Instagram
トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」とのコラボトートバッグは4,400円(税込)で、実用性とデザイン性を兼ね備えた人気商品です。アールデコの特徴である対称性や幾何学模様を取り入れたデザインは、日常使いしながら芸術を身近に感じられます。
厚手のしっかりした生地のTシャツは2種類あり、各3,960円です。ベージュの《フィルンのアイスクリーム》と、ピンクで可愛らしさあふれる《ミスタンゲット》は、どちらも1920年代のポスターアートを再現したデザインです。
展覧会では、ブシュロンのアーカイブジュエリーが展示され、1858年にパリで創業したブシュロンがアールデコ様式のデザインをいち早く取り入れた歴史を知ることができます。幾何学的なデザインや、日本・中国・インドの文化からインスピレーションを得たエキゾチックな作品も揃っています。
参考)https://www.richessemag.jp/fashion-beauty/watch-jewelry/a68111988/daily-news-251003/
アールデコ期の陶器では、オールドノリタケが有名です。アメリカ人デザイナーがブロードウェイミュージカル「マダム・ポンパドール」のために描いたポスターを基にしたキャンディー缶など、光の反射によって輝く「ラスター彩」を使用した製品が人気を博しました。
参考)アールヌーヴォーからアールデコに咲いた「オールドノリタケ×若…
幾何学的で単純化されたモチーフ、原色による対比表現、はっきりとした色彩がアールデコ陶器の特徴です。ブランド陶器コレクターにとって、このような歴史的背景を持つアールデコ様式の器は、収集の醍醐味を感じさせる魅力があります。
参考)アール・デコのデザインに隠された美の秘密とは?
グッズは展覧会会場内のショップで購入できるほか、箱根ラリック美術館で販売されている商品も一部取り扱われています。会期は2025年10月4日から2026年1月4日までで、混雑が予想される週末や祝日には事前にオンラインでチケットを購入することをおすすめします。
参考)アール・デコ100年展 大阪中之島美術館の混雑状況・所要時間…
限定グッズとして、開幕から1週間(10月4日~10月10日)の間、各日先着30名様に「アールデコ100年展」限定デザインの巾着がプレゼントされます。このような期間限定アイテムは、コレクターにとって特別な価値を持ちます。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000107941.html
ポーチやサコッシュなど、多彩なラインナップも予定されており、実用的でありながら芸術的な価値も高いグッズが揃っています。マグカップや刺繍キーホルダー、布巾着なども展示作品をモチーフにしたデザインで、日常生活の中でアールデコの世界観を楽しめます。
参考)図録href="https://mimt.jp/ex/artdeco2025/goods/" target="_blank">https://mimt.jp/ex/artdeco2025/goods/amp;グッズ
アールデコのデザインは、直線的で幾何学的なモチーフが多用され、機能性や実用性を兼ね備えた合理的な美しさが特徴です。1922年にエジプトでツタンカーメンの墓が発見されたことをきっかけに、幾何学的で直線的なデザインが再び注目され、エジプトの象徴的なモチーフを大胆に取り入れた華美なデザインも流行しました。
光を反射する白や金、銀、黒を基調としたメタリックな配色や、ジグザグのラインもアールデコの代表的な特徴です。これらの要素は、展覧会グッズのデザインにも巧みに取り入れられており、単なる記念品ではなく、芸術作品としての価値を持つアイテムとなっています。
参考)アール・デコの世界- 時代を超えた装飾様式の魅力を解き明かす…
対称性と秩序、抽象的でスタイリッシュな表現、大胆な色彩という三つの要素が、アールデコ100年展グッズの魅力を形作っています。ブランド陶器コレクターにとって、これらのデザイン原則を理解することで、グッズの真の価値をより深く味わうことができます。
参考)【アールデコの幾何学装飾とは?】ビジプリ美術用語辞典
参考リンク:アール・デコの特徴やデザイン要素について詳しく解説されています
アール・デコのデザインに隠された美の秘密とは?
参考リンク:大阪中之島美術館の展覧会公式情報が掲載されています
新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展 - 大阪中之島美術館