閃ウラン鉱は遠洋の深い水域で発見できる緑色に光る鉱石で、海底や岩壁に薄く張り付くように存在します。通常は200m以上、多くの場合300m以上の高深度で見つかるため、深海探索の準備を整えてから採取に向かう必要があります。緑色に発光しているのが特徴ですが、フジツボと間違えやすいため慣れが必要です。
参考)【サブノーティカ】閃ウラン鉱の効率的な集め方と使い道
閃ウラン鉱が発見できる主なバイオームは海底列島、深海珊瑚礁、山岳地帯、バルブブッシュ群生地、ブラッドケルプ群生地、ロストリバー、不活性溶岩洞窟など多岐にわたります。バイオーム自体はそこそこ多いものの、いずれも深海エリアであることが共通点です。
採取時は単純に手で拾うことができ、特別な道具は必要ありません。ただし深度が深いため酸素供給と危険生物への対策が重要になります。
比較的安全に閃ウラン鉱を採取できる場所として、まず島の北部が挙げられます。厳密には島北部の隔離執行施設ドックおよび転送装置の台座から北から北西に潜っていくと見つかり、運が良ければ200m手前の深度で発見できます。ただし北西にズレるとリーパーリヴァイアサンに襲われる可能性があるため注意が必要です。
ブラッドケルプ群生地の西側も比較的安全な採取ポイントです。北方面のブラッドケルプ群生地にはクラブスクイドという攻撃的な生物がいますが、西方面はワーパーしかいないため危険度が下がります。深くて暗いものの、真上に向かえば水面というのはある意味安心できる環境です。
デガシ号の居住地(水深450~600m)周辺も閃ウラン鉱の重要な採取場所として知られています。ここではシグナルがビーコン代わりになるので位置もわかりやすく、緑色の小石みたいな閃ウラン鉱が入手できます。
参考)『Subnautica (サブノーティカ)』プラチナトロフィ…
【サブノーティカ】閃ウラン鉱の効率的な集め方と使い道 - suiの部屋
閃ウラン鉱の発見できるバイオーム一覧と比較的安全な採取場所が詳しく解説されています。
閃ウラン鉱の主な使い道は原子炉の燃料棒のクラフトです。燃料棒の作成に必要な素材は、閃ウラン鉱×3、鉛×1、チタニウム×1、ガラス×1となっています。ファブリケーターのクラフトメニューから作成可能です。
参考)【サブノーティカ】原子炉の作り方と使い方
原子炉は大部屋(多目的ルーム)または大型の拠点施設にのみ設置できる大型の電力設備で、ムーンプールやスキャナールーム、通路型の部屋には設置できません。燃料棒のクラフトには閃ウラン鉱などが必要とハードルが少し高いですが、一度稼働させれば長時間の電力供給が可能になります。
閃ウラン鉱は序盤では入手できないため、1個目の拠点では原子炉を作れないと考えておくべきです。中盤以降、深海探索が可能になってから本格的に活用できる素材といえます。
参考)【サブノーティカ】拠点の位置に悩む人必見!オススメ拠点エリア…
閃ウラン鉱を一気に大量獲得する方法として、閃ウラン鉱床をプローンスーツのドリルアームで掘削する方法があります。閃ウラン鉱床は大型の鉱床で、1つあたり10個前後の閃ウラン鉱を採集できます。
閃ウラン鉱床が発見できるバイオームは海底列島、ブラッドケルプ群生地、ロストリバー、不活性溶岩洞窟などです。ただしこの方法はゲーム中盤以降、プローンスーツを建造してドリルアームを装備しないと実行できません。プローンスーツのドリルアームを装着することで深海エリアにある鉱床から大量の鉱石を採掘できるようになります。
参考)サブノーティカ2 プローンスーツ・ドリルアームの設計図と作り…
ドリルアームの作成には「チタニウム×5」「リチウム」「ダイヤモンド×4」が必要で、ファブリケーターのアップグレード「プローンスーツのアップグレード」から作成できます。最初は現物を拾って地道に集めるのが基本ですが、プローンスーツを入手後は鉱床掘削が効率的な採取方法になります。
実在する鉱物としての閃ウラン鉱(Uraninite)は二酸化ウラン(UO₂)よりなる鉱物で、等軸晶系、硬度は5-6、比重は7.5-10という特性を持ちます。硫酸、硝酸、フッ化水素酸に可溶で、全ての閃ウラン鉱はウランが崩壊した結果として少量のラジウムを含み、また少量のトリウム、希土類なども含みます。
参考)閃ウラン鉱 - Wikipedia
ウランは1789年にマルティン・ハインリヒ・クラプロートによりこの鉱物から初めて発見されました。閃ウラン鉱は15世紀以来、ドイツとチェコの国境にあるエルツ山地の銀山で知られており、タイプ産地はチェコ側の山の中にある歴史的な鉱業と温泉街ヨアヒムスタール(現代のヤーヒモフ)です。
参考)センウランコウ(閃ウラン鉱) (Uraninite) - R…
日本では閃ウラン鉱の産出は北上山地の著しい特徴をなしており、岐阜県岐阜市岩砂や福岡県田川郡の竜円鉱山などで産出が知られています。黒色で極めて重く強い放射能を発しており、酸化ウランの含有率は原産地により65-95%です。熱水鉱脈中には仏頭状の凹凸のある表面をもつ層状鉱があり、ピッチブレンド(瀝青ウラン鉱)と呼ばれています。
参考)https://www.gsj.jp/data/rep-gsj/No190.pdf
フランスの化学者キューリー夫人は、ピッチブレンドからラジウムを発見しましたが、最も含有量の多いものでも1kg中に0.14mgしか含まれていないため、抽出には大変な苦労がありました。現実世界ではウランの原料として原子力発電の燃料に使用されており、サブノーティカでの用途設定はこの実際の特性を反映したものといえます。
参考)301 Moved Permanently
閃ウラン鉱 - Wikipedia
実在する閃ウラン鉱の化学的特性、歴史、用途について詳しく解説されています。
閃ウラン鉱を効率的に集めるには段階的なアプローチが重要です。序盤は深海探索の装備が整っていないため、まずはシーモスなどの乗り物と酸素供給装備を準備します。中盤に入ったら比較的安全な島の北部やブラッドケルプ群生地西側で少量ずつ採取を開始します。
デガシ号の居住地周辺はシグナルを頼りに位置を特定しやすく、閃ウラン鉱が集中して存在するため中盤の主要な採取ポイントになります。水深450~600mと深いですが、ルビーも同時に採取できるメリットがあります。
参考)【PS4】サブノーティカ攻略 デガシ号の居住地(水深500M…
終盤にプローンスーツとドリルアームを入手したら、ロストリバーや不活性溶岩洞窟の閃ウラン鉱床を掘削することで一度に10個前後を採取できるようになります。ロストリバーは終盤に攻略する洞窟内で、閃ウラン鉱が数多く落ちているため大量採取に適しています。
参考)サブノーティカ 鉱石素材の入手場所【ルビー・ニッケル・リチウ…
採取時の注意点として、深海バイオームには攻撃的な生物が多いため、ステイシスライフルなどの防御装備を持参することが推奨されます。また閃ウラン鉱は緑色に光っているものの、暗い深海では見落としやすいためフラッシュライトやシーモスのライトを活用します。複数の採取場所を把握しておき、危険度に応じて使い分けることが効率的な採取のコツです。
原子炉の運用には継続的に燃料棒が必要なため、一度に大量採取して拠点にストックしておくと便利です。燃料棒1本につき閃ウラン鉱が3個必要なので、原子炉を本格稼働させるには20~30個程度の在庫があると安心です。
参考)電気部品 クラフトレシピ Subnautica(サブノーティ…
サブノーティカ 鉱石素材の入手場所【ルビー・ニッケル・リチウム・閃ウラン鉱】
閃ウラン鉱を含む各種鉱石素材の入手場所が網羅的にまとめられており、効率的な採取ルート作成の参考になります。