
キャノニアの覚醒は大きく分けて「知識系」と「物理系」の2系統があり、それぞれ異なる戦闘スタイルを実現します。知識系覚醒の「ソリタリィフォース」では、ターレットアーキテクトというスキルでターレットを最大2個まで設置でき、キャノニア本体が攻撃する際にターレットが追加攻撃を行う仕組みになっています。このターレットの追加攻撃は本体よりも威力が高く、段数も多いため非常に強力な火力源となります。物理系覚醒の「デマイズモンガー」では、砲弾強化系のスキルが中心となり、オートスキルをONにすることで最終ダメージが400%増加するという強力なパッシブを持ちます。初心者にはターレットの設置位置を考える必要のない物理系がわかりやすく扱いやすいという評価もあります。
参考)レッドストーン 知識キャノニアを少し育ててみた - 曇りのち…
ターレットアーキテクトは知識系キャノニアの要となるスキルで、指定地点にターレットを設置できます。ターレットは武器射程内に設置可能で、最大2個まで同時設置できますが、3個目を置くと1個目が消える仕組みです。各ターレットは設置から10秒で自動的に消滅しますが、クールタイムがないため即座に再設置可能です。ターレットの配置場所は非常に重要で、敵の群れに射線が通る位置に置く必要があります。
参考)https://blog.goo.ne.jp/sizuku-mo/e/cf2f98ab4c9c058a53180e42efeb1f9c
ターレットが追加攻撃を発動するのは、スティグマシェル、スコーチングロアー、絨毯爆撃などの特定スキルで攻撃した時のみです。基本的な戦闘パターンは、ターレット2個を設置してから絨毯爆撃で範囲攻撃を行うのが効率的とされています。ターレットの耐久性を高めるスキルも存在し、高レベル狩場ではターレットが先に狙われるため、HPを上げるオートスキルが重要になってきます。ボス戦では、ターレットが破壊されたら敵の次の攻撃まで待ってから再設置するという戦術も有効です。
参考)セットOP武装のを使用して知識キャノニアでヒペリオンに挑む …
絨毯爆撃は知識系キャノニアのメイン攻撃スキルであり、位置指定型のため取り扱いが容易です。アーチャーの昔の「火雨」に似たスキルで、mob1匹に対し多段(約7発程度)の攻撃を行います。スペシャル図案書の怒りの効果は絨毯爆撃の全段に適用されるため、火力を大幅に向上させることができます。ターレットを2個設置した状態で絨毯爆撃を使用すると、ターレットの追加攻撃も重なり凄まじい火力を発揮します。
参考)キャノニア。
絨毯爆撃は知識範囲で雨を降らせるタイプの攻撃で、威力が高いため狩りでは非常に便利なスキルです。オートスキルをONとOFFで切り替えながら絨毯爆撃を使用することで、状況に応じた戦術も可能になります。ターレットの援護攻撃は絨毯爆撃を使用している間は継続的に発動するため、長時間の範囲攻撃が実現できます。
モルタルストライクは物理系覚醒キャノニアの主力スキルで、敵指定型の3段範囲攻撃です。敵を直接指定するタイプなので、対象の敵が倒れると周りの敵が残ってしまうことがありますが、火力は十分以上にあります。燃費も良好で、闇恩寵を使用すればCP5000程度でも適正狩場なら無限化が可能です。オートスキルをONにすることで最終ダメージが400%増加するため、驚異的なダメージを叩き出すことができます。
参考)レッドストーン 物理強打キャノニア - 曇りのち晴れ48日
物理強打率を高める装備との相性も良く、ウロボロス指輪を3解放すると物理強打率1%を稼げるため、強打率100%を目指す際の重要な要素となります。モルタルストライクはターレットの追加攻撃効果は乗りませんが、単体での威力が高いため物理系キャノニアの主軸スキルとして機能します。
スコーチングロアーは敵指定型の微範囲スキルで、範囲は敵同士が密着に近い距離でないと複数巻き込めない程度です。このスキルの特徴は、スキルレベルを上げていくと獲得CPが消費CPを上回る点にあり、育成序盤や狩りで敵が残った場合に使用すると効率的です。威力もそこそこあり、ターレットの追加打撃効果も適用されるため、装備が揃っていない序盤から安定したダメージを出すことができます。
スコーチングロアーはターレットの援護攻撃を発動できる数少ないスキルの一つであり、知識系キャノニアにとっては重要な選択肢となります。単体の敵を確実に仕留めたい場面や、CPを回復しながら戦いたい状況で特に有効です。
キャノニアのパッシブスキルには戦闘を大きく左右する重要なものが複数存在します。デッドショットは命中率を上げてくれるパッシブで、スキルレベル52(3+49)で20%以上も命中率が上昇する優秀なスキルです。回避率が高い敵に対してもこのスキルがあれば安心して攻撃できますが、森の司令のような極端に回避率が高い敵には回避補正無視の装備が別途必要になることもあります。
バレルチューニングはスキルレベルを上げることでキャノニアの物理攻撃力が上昇するパッシブです。スキル装備をどれだけ盛れるかによって上限が変わりますが、スキル装備よりもダメージや力装備を優先した方が火力が伸びやすいため、スキルポイントを振ってスキル装備は程々にするのが推奨されます。ハイパープレッシャーはキャノニアの射程距離を伸ばすスキルで、上限は50程度とされています。遠距離職であるキャノニアにとって射程延長は地味ながら重要な要素です。リアクティブシールドは攻撃を受けるとシールドを生成するスキルで、上限は1万程度ですが生存率向上に貢献します。
キャノニアは遠距離職であるため、近接系列職業の攻撃力アップ効果は適用されないという特性があります。このため装備選択では遠距離職向けのオプションを優先する必要があります。火吸収目的でピンクシューズを履く場合でも、知識用の足装備として火吸収とステータス低下以外の観点ではあまりプラスにならない点に注意が必要です。
指輪の選択では属性吸収が重要な要素となり、火と闇以外の4属性を全吸収指輪2つでカバーする構成が一般的です。ウロボロス指輪はダブルダメージ力比を2個装備し、3解放まで進めることで物理強打率1%を稼げるため、強打率100%を目指す際の重要なパーツとなります。T力比永遠の指輪やT力比太極指輪、T知恵比太極指輪などを組み合わせることで、バランスの取れたステータス構成が実現できます。物理系キャノニアの場合、物理強打型の装備構成が主流ですが、ダブルクリティカル型という別の育成路線も存在します。
参考)https://x.com/LZRcHOGksy76849/status/1931494204305469849