プッシュピン ピアス 外れない付け方と調整のコツ

プッシュピンピアスは簡単装着で外れにくいと人気ですが、正しい調整法を知っていますか?ネジ式との違いや、つけっぱなしでも安心な理由、意外と知られていない固定力の秘密まで徹底解説します。あなたのピアスライフをもっと快適にする情報が満載ですが、気になりませんか?

プッシュピン ピアス 外れない仕組みと特徴

プッシュピンピアスの3つの魅力
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ワンプッシュ装着

ネジを回す必要がなく、ピン状のパーツを差し込むだけで簡単に装着できます

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バネ構造で固定

ピン部分が軽く曲げられており、摩擦の力でしっかり固定されます

つけっぱなしOK

ネジ式のように緩む心配がなく、長期間安定した装着が可能です

プッシュピンピアスの構造と外れない仕組み

プッシュピンピアスは、バーベルとキャッチが一体化した本体に、ピン状のエンドパーツを差し込んで固定する設計になっています。最大の特徴は、ピン部分が出荷時に微妙に曲げられている点で、この曲がりが摩擦の力を生み出し、パーツが外れないようにしっかりと固定されます。ネジ式ピアスのように回して締める必要がなく、差し込むだけで装着が完了するため、不器用な方でも扱いやすいのが魅力です。

 

参考)プッシュピン - MYMAY

この構造により、ネジ式でよくある「使っているうちに緩んでパーツを紛失してしまう」という悩みから解放されます。プッシュピンのバネ構造は、汗や水分の影響を受けにくく、ネジ式のように経年劣化で緩みにくい性質を持っているため、つけっぱなしでも安心して使用できます。特にトラガスやノストリルといった、ネジの着脱が困難な部位で重宝されています。

 

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さらに、直径3mm以下の極小エンドパーツの場合、ネジ式よりもプッシュピンタイプの方が格段に取り扱いが簡単です。アナトメタルやネオメタルのような高品質ブランドでは、プッシュピンエンドが全ゲージサイズ(18G/16G/14G/12G)で共通仕様となっており、異なるゲージのバーベル間でエンドパーツを使い回せる利便性もあります。

プッシュピンピアス外れない付け方のコツ

プッシュピンピアスを外れないようにするには、正しい装着手順が重要です。まず、ピン状のエンドパーツをバーベルに約1/4ほど差し込んだ後、ピンのトップ部分をほんの少しだけ下に押し曲げます。この曲げ加工が、外れにくさの鍵となります。多くの販売店では、出荷前にピンを適切に曲げた状態で納品していますが、自分で調整する場合は曲げすぎに注意しましょう。

曲げたピンを奥までしっかり差し込むと、曲がりによって生じる摩擦力でバーベルに固定され、簡単には外れなくなります。装着の際は、素手だと滑りやすいため、ゴム手袋を使用するのがおすすめです。また、小さなエンドパーツを扱う場合は、洗面所やお風呂場を避け、カーペットの上など落としても見つけやすい場所で作業すると紛失を防げます。

 

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着脱を繰り返すうちにピン部分のカーブが緩んでくることがあるため、定期的にチェックして必要に応じて曲げ直しを行いましょう。ピンの曲げ具合を強めに調整すれば、一度装着したら指では取れないほど固くなり、外す時はペンチで力を加える必要があるほど強固に固定されます。このように、自分の好みや使用状況に応じてピンの固定力を調整できるのが、プッシュピンピアスの大きな利点です。

 

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プッシュピンピアスとネジ式キャッチの違い

プッシュピンピアスとネジ式キャッチには、装着方法と安定性において明確な違いがあります。ネジ式キャッチは、ピアス軸をしっかり固定しながらキャッチをくるくると回して装着する必要があり、慣れないとキャッチが斜めにかかったり、軸が一緒に回ってしまうことがあります。一方、プッシュピンはワンプッシュで装着が完了するため、ネジを回す動作が苦手な方や、ネイルをしている方にも扱いやすいのが特徴です。

 

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ネジ式キャッチの最大の弱点は、汗や水分に触れると緩みやすくなることです。特にトレーニングや入浴後には、気づかないうちにネジが緩んでパーツを紛失してしまうケースが多発しています。対して、プッシュピンのバネ構造は水分の影響を受けにくく、経年劣化による緩みも少ないため、つけっぱなしでの使用に適しています。

 

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装着の難しさにも差があります。トラガスやノストリルなどキャッチが見えにくい部位では、ネジ式は着脱に苦労しますが、プッシュピンなら差し込むだけなので格段に簡単です。ただし、プッシュピンは着脱を繰り返すとピン部分のカーブが緩むため、定期的な調整が必要になる点はネジ式にはない手間といえます。しかし、一度適切に調整すれば長期間安定して使用できるため、総合的にはプッシュピンの方が日常使いに便利だと評価されています。

 

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プッシュピンピアスおすすめ装着部位

プッシュピンピアスが特に活躍するのは、ネジ式では着脱が困難な部位です。トラガスは耳の穴手前に突き出た小さな軟骨部分で、鏡を使っても後ろ側が見えにくく、ネジを回すのが非常に難しい部位として知られています。プッシュピンならワンプッシュで装着できるため、トラガスユーザーから高い支持を得ています。また、ラブレットスタッドタイプのプッシュピンは、片側がフラットになっており引っかかりを軽減するため、トラガスに最適です。

 

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ノストリル(鼻ピアス)もプッシュピンが推奨される部位の一つです。鼻の内側でキャッチを回すのは非常に困難で、無理に力を入れるとピアスホールを傷つける恐れがありますが、プッシュピンなら差し込むだけなので安全に装着できます。ヘリックス(耳の縁の軟骨部分)も、髪や服が引っかかりやすい位置のため、ラブレットスタッドのフラット面が引っかかりを軽減し、トラブルを減らしてくれます。

さらに、直径3mm以下の極小エンドパーツを使用したい場合は、どの部位でもプッシュピンが有利です。小さなネジを回すのは指が滑りやすく困難ですが、プッシュピンなら小さなパーツでも確実に装着できます。ハーフフープデザインのプッシュピンピアスは、耳たぶやヘリックスで華やかさを演出しつつ、つけっぱなしでも快適に過ごせるため人気です。ゲージサイズは20G、18G、16Gから選べ、内径も5mmから8mmまで調整可能なため、自分の耳の形状に合わせた選択ができます。

 

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プッシュピンピアス外れない素材と鉱石選び

プッシュピンピアスを長期間つけっぱなしにする場合、素材選びが非常に重要です。最も推奨されるのは316Lサージカルステンレスで、医療用器具にも使用される高品質な素材として知られています。金属アレルギーを起こしにくく、錆びにくい性質があるため、汗や水に触れてもピアスホールのトラブルを最小限に抑えられます。プッシュピンの軸部分には316Lステンレスが使われることが多く、安心してつけっぱなしができます。

エンドパーツに使用される鉱石やジュエルも、見た目の華やかさだけでなく耐久性を考慮して選びましょう。真鍮素材にPVDコーティングを施したものは、変色しにくく長期使用に適しています。天然石を使用したプッシュピンピアスを選ぶ場合は、硬度の高い石(モース硬度7以上)を選ぶと、日常生活での摩擦や衝撃に強く、美しい輝きを保ちやすくなります。クオーツ系の鉱石やキュービックジルコニアは硬度が高く、プッシュピンピアスのエンドパーツとして理想的です。

プラチナ素材のプッシュピンピアスは、変色や変質がほとんどなく、敏感肌の方でも安心して長期装着できます。小さめのフープタイプなら引っかかりも少なく、シーンを問わず使用できるため、つけっぱなし用として最適です。ゴールドカラーやシルバーカラーから選べるPVDコーティングタイプは、色落ちしにくく、鉱石やジュエルの輝きを長期間保てるため、日常使いに人気です。鉱物愛好家の方なら、誕生石や好みの天然石を使ったカスタムプッシュピンを専門店で作成してもらうのもおすすめです。

 

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プッシュピンピアス外れない時の安全な外し方

プッシュピンピアスが固くて外れない場合、無理に引っ張るとピアスホールを傷つける恐れがあります。基本的な外し方は、両方の端(バーベル側とピン状のエンドパーツ)を同時に引き離すようにすることです。きつくはまっている場合は、ピン状のエンドパーツのトップ部分を引っ張りながら、僅かにねじる動作を加えると外れやすくなります。この「引っ張りながらねじる」という複合動作が、固定された摩擦を解放する鍵となります。

素手では滑って力が入りにくいため、ゴム手袋や滑り止めのついた指サックを使用すると作業が楽になります。それでも外れない場合は、ピアス専用のペンチやプライヤーを使用しましょう。ペンチを使う際は、必ず当て布(柔らかい布やティッシュ)を挟んでからピアスを掴むようにします。これはピアス表面に傷がつくのを防ぐためで、特に鉱石やジュエルがついたエンドパーツを扱う場合は必須です。

バーベル側をペンチで固定し、エンドパーツ側を別のペンチで掴んで引き離す方法も有効です。ただし、いきなり強い力を加えるとピアスが破損する可能性があるため、少しずつ力を加えることを心がけましょう。どうしても自分で外せない場合や、無理に外そうとしてピアスホールに痛みや腫れが生じた場合は、ピアススタジオや医療機関に相談することをおすすめします。プロの手による安全な取り外しを受けることで、ピアスホールのトラブルを未然に防げます。

プッシュピンピアスのお手入れとメンテナンス

プッシュピンピアスをつけっぱなしにする場合、定期的なお手入れが必須です。皮脂や汗、ホコリなどの汚れがピアスホール周辺に溜まると、臭いの原因になるだけでなく、感染症のリスクも高まります。基本的なお手入れは、ピアスを装着したまま、ボディソープをしっかり泡立てて、泡でピアス部分を包むように優しく洗うことです。ピアス軸をゴシゴシ洗うのではなく、泡で優しく包み込むように手で洗い、最後に丁寧に洗い流してタオルで水気を拭き取ります。

 

参考)楽天市場

ピアスを外してのお手入れは、中性洗剤(食器用洗剤など)を使用します。まず水で濡らした柔らかい布やメガネクロスで汚れを拭き取り、その後中性洗剤で優しく洗います。スポンジやブラシは使わず、指で優しくこすりながら汚れを落とし、流水で洗剤をしっかり洗い流すことが重要です。特に鉱石やジュエルがついたエンドパーツは、洗剤が残ると輝きが曇る原因になるため、念入りにすすぎましょう。

 

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プッシュピンのメンテナンスで見落としがちなのが、ピン部分のカーブ具合のチェックです。着脱を繰り返すうちにピンのカーブが緩んでくると、固定力が低下してパーツが外れやすくなります。定期的にピンの曲がり具合を確認し、必要に応じて曲げ直すことで、常に最適な固定力を維持できます。また、ピアスが変色する可能性があるため、酸性や強いアルカリ性の洗剤は避け、必ず中性洗剤を使用するようにしましょう。適切なお手入れを続けることで、プッシュピンピアスを長く美しい状態で楽しむことができます。