アウガルテンの人気品に忘れな草シリーズがあります。
優しい輝きを放つ絵柄、雪のような白い生地、しっとりとなじむシェイプが特徴的。控えめな金彩と気品高い小花の絵付けが施されています。
忘れな草(ワスレナグサ)は小さな青い花を咲かせる草花で、花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」。
アウガルテンの「忘れな草」シリーズには、コーヒーカップ&ソーサー、ティーカップ&ソーサー、プレート、クリーマー、ティーポットなどのアイテムがラインナップされています。
デザインは、白磁の上に忘れな草の花が手描きで繊細に描かれており、アウガルテンならではの優雅な雰囲気。価格は高額ですが、熟練した職人による手作り手描きの逸品です。例えばコーヒーカップ&ソーサーは約11万円です。
アウガルテンの忘れな草シリーズは、春の訪れを優雅に演出する上品なコレクションアイテムです。真実の愛の象徴である小さな青い花が、食卓を彩ります。
ウェッジウッド(Wedgwood)のフロレンティーンシリーズ
忘れな草を柄にした有名な陶器は、以下の2つが挙げられます。
微妙な渋みのあるブラウンをベースに、可憐な花々が描かれており、その中に忘れな草の柄が含まれています。
ヘキスト(Höchst)の「忘れな草」シリーズ
ヘキストは、マイセンに次いでドイツで2番目に長い歴史を持つ名門陶磁器メーカーです。その代表作の一つが「忘れな草」シリーズで、この頃に誕生した逸品とされています。
陶器の柄に「忘れな草」が使われる由来は、その花の意味合いにあります。
忘れな草は、その名の通り「忘れないで」という意味を持つ花言葉があります。 恋人や大切な人に忘れないでいてほしいという気持ちが込められています。
このように、陶器の柄に忘れな草が使われるのは、大切な人への想いや永遠の絆といった意味合いを添えるためです。プレゼントとしても人気の高い柄なのです。