ビーダーマイヤーとは、19世紀前半のドイツ、オーストリアを中心とした家具、装飾、美術、文学などの様式や、その時代の市民生活の様子を表す言葉です。
元々は風刺詩の中の架空の人物「ゴットリープ・ビーダーマイヤー」に由来するもので、この人物は政治には無関心で、家庭の団欒や身の回りの物に関心がありました。
そこから転じて、「ビーダーマイヤー」とは、当時の生活様式や芸術を指す言葉になりました。
ビーダーマイヤー様式は、簡素で実用的、機能的なデザインが特徴です。
アウガルテンのビーダーマイヤー絵柄は、この時代の雰囲気を写実的に描いた風俗画的な絵付けが特徴です。優雅で繊細なフォルムと、しっとりとした質感の白磁に描かれた絵柄が高く評価されています。
アウガルテンのビーダーマイヤー製品
アウガルテンのビーダーマイヤーシリーズには、プレート、カップ&ソーサー、ティーポットなどの食器類が含まれます。
以下のような絵柄が代表的。
アウガルテンの製品は全て職人による手作り手描きで、限られた生産量ながら細部まで精巧な仕上がりが特徴です。
300年以上の伝統を持つ"アウガルテンの命"が受け継がれています。
白磁の地に金彩で装飾された繊細な花柄模様
クラシカルでエレガントなスタイル
アンティーク調の味わいがある
ビーダーマイヤー柄には以下のようなアイテムがラインナップされています。
ビーダーマイヤー柄は長い歴史と伝統を持つアウガルテンを代表する人気柄で、アンティーク品も高値で取引されています。
ビーダーマイヤーのシリーズの一つ。ピンクのリボン状の柄が特徴です。
ビーダーマイヤーのシリーズの一つ。ガーランドの柄が特徴です。