アスティエ・ド・ヴィラットのオーナメントは、パリを拠点とするデザイナーのイヴァン・ペリコリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットが世界中から厳選した、芸術性の高いクリスマス飾りです。1996年創業の同ブランドは、白い釉薬が美しいハンドメイド陶器で知られていますが、クリスマスシーズンには旧東ヨーロッパやドイツ、アメリカなどから取り寄せた吹きガラス製のオーナメントを展開しています。
参考)https://a-telier.shop/blogs/journal/astier-de-villatte
主に吹きガラスに手で彩色した東欧製のオーナメントを中心に、熟練した職人によって巧みにデザインされ、口で吹き、手描きによって作られた一点ものが揃います。動物、食べもの、実在する著名人など、ユニークでウィットに富んだモチーフが大量に並び、見ているだけでワクワクする品揃えが魅力です。草間彌生、デイビッド・ボウイ、ジョン・レノン、オードリー・ヘップバーンといった著名人や、モナリザやマティスなどの名画もオーナメントになっています。
参考)【期間限定】アスティエのクリスマス市@伊勢丹新宿に潜入!店内…
フランスのクリスマス用品店は球状のものばかりで選択肢が少ないことに気付いた二人が、美しいと感じるオーナメントを扱い始めました。子どもも大人も楽しめるユーモラスでロマンチックなものを集めており、例えば人魚のオーナメントは手塗りが少しずれていて、ある時は滑稽な表情に、別の時には美しく見えるという遊び心も込められています。
参考)https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design/g63209901/astierdevillatte-christmas-2412/
アスティエのオーナメントは、そのモチーフの多様性が最大の特徴です。動物シリーズでは、猫、犬、リス、白うさぎ、マルチーズ、キャバリア、クマ、馬(回転木馬)など、愛らしいペットから野生動物まで幅広く展開されています。
参考)Christmas Addict
食べ物モチーフも充実しており、グラス、ワイン、シャンパン、キャビア、フルーツ、チョコレートケーキ、アイスクリーム、目玉焼き、わたあめマシーンなど、お酒好きにはたまらないお酒関連のオブジェから、ジャンクフードまで揃っています。グリッターで覆い尽くしたキラキラのシャンパンボトルやカクテルグラスもあり、華やかさを演出できます。
参考)ASTIER de VILLATTE(その他)のフリマアイテ…
ファッション関連では、ハンドバッグ、口紅、シューズ、リングボックス、カール・ラガーフェルドなど、ファッション愛好家の心をくすぐるアイテムが並びます。また、ローズ、シュークリーム、ポット、ムーン(月)、太陽、ハート、Eye(目)といった象徴的なモチーフも人気です。
参考)メルカリ
価格帯は概ね4,000円から12,000円程度で、特にレアなデザインや著名人モチーフは10,000円前後となっています。毎年限られた数のみ作成され、何世代にもわたって大切にする家宝になること間違いなしの品質です。
参考)メルカリ
アスティエのオーナメントは、クリスマスツリーに飾るだけでなく、さまざまな飾り方で一年中楽しめます。デザイナーのイヴァンは、コンポートなどの器にオーナメントをたっぷりと盛ってデコレーションするのを好んでいます。ガラスの器に2、3個置いたり、グリーンと合わせたりするだけで、空間が一気に華やぎます。
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アスティエの白い陶器とオーナメントを組み合わせた飾り方も人気です。カラフルなオーナメントのかわいさを、アンティークの器の中で輝かせることで、シックながらも華やかなクリスマスデコレーションが完成します。パリ5区の歴史的なアパルトマンに住むイヴァンは、経年変化した壁とシンプルな空間に、オーナメントの色彩を映えさせる飾り方を提案しています。
参考)アスティエ・ド・ヴィラットのオーナメント - 刺繍作家のBl…
クリスマスツリーを飾るスペースがない場合でも、フェイクグリーンにオーナメントを飾ったり、クリップ式のオーナメントを枝に引っ掛けたりする方法があります。犬のオーナメントを集めて犬だけのツリーを作るなど、テーマを決めたコレクション展示も楽しめます。オーナメントは引っ掛けるだけでなく、テーブルの上に置いたり、壁に飾ったりと、自由な発想で楽しめるのが魅力です。
参考)ちょっとパンチのきいたクリスマスオーナメントと、まさかの出逢…
アスティエ・ド・ヴィラットのオーナメントは、毎年11月から12月25日まで伊勢丹新宿本館2階の「イセタン ザ スペース」で開催される「マルシェ・ド・ノエル」(クリスマス市)で購入できます。期間限定のこのイベントでは、2000種類以上のオーナメントが所狭しと並べられ、圧巻の品揃えとなっています。
参考)https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design/g45578703/astier-de-villatte-xmas-2023-1100/
国内の正規取扱店では、表参道のH.P.DECO、ブランドジュリエ、オルネ・ド・フォイユなどでも取り扱いがあります。2024年11月には、松坂屋名古屋店に国内2店舗目となる直営店がオープンし、購入の選択肢が広がりました。
参考)アスティエ・ド・ヴィラットのクリスマスオーナメント
オンラインでは、アスティエ・ド・ヴィラット公式サイトのほか、ATELIER ONLINEや楽天市場などで購入可能です。ただし、人気のデザインはすぐに売り切れてしまうため、気に入ったものを見つけたら早めの購入がおすすめです。また、メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、過去のコレクションや入手困難なレアアイテムが出品されることもあります。
参考)Boxes href="https://adv-j.com/collections/boxes-ornaments" target="_blank">https://adv-j.com/collections/boxes-ornamentsamp; Ornaments
毎年新作が発表され、トレンドを取り入れながらもアスティエらしいウィットに富んだデザインが追加されていくため、シーズンごとにチェックするのが楽しみの一つとなっています。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000082254.html
アスティエ・ド・ヴィラットの白い陶器とオーナメントを組み合わせることで、より洗練されたテーブルコーディネートが実現します。黒い土の土台に白い釉薬を纏った陶器は、1996年の創業以来、パリ唯一の陶器工房として18世紀の手仕事を継承した伝統的な手法で製造されています。
参考)https://www.ornedefeuilles.com/pages/astier-quality
ハンドメイドのため、フォルムの歪みや釉薬のむら、パーツのつなぎ目をあえて残した仕上がりなど、手仕事ならではのニュアンスの違いが一点ごとに感じられます。この独特の風合いが、カラフルなオーナメントをより一層引き立てるのです。
参考)https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design/a38296239/astier-de-villatte-decoration-21-1123/
ジョセフィーヌシリーズ、アデライドシリーズ、アレクサンドルシリーズなど、アスティエの代表的な陶器にオーナメントを組み合わせることで、クリスマスだけでなく日常のテーブルにも特別感が生まれます。ケーキスタンドにオーナメントを盛ったり、大皿の上に飾ったりするだけで、パーティーやおもてなしのシーンが華やかになります。
参考)https://ameblo.jp/wakana230329/entry-12826022267.html
ラタンやチークなどの木や土の天然素材と組み合わせることで、アスティエの世界観をより深く楽しめます。シンプルなプレートにカラフルなオーナメントを添えるだけでも、食卓に遊び心とときめきが加わります。
参考)Astier de VillatteでHalloweenのデ…
アスティエのオーナメントは、クリスマスシーズンだけでなく一年中インテリアとして楽しめる点が大きな魅力です。デザイナーのイヴァンは、猫が3匹いるためツリーではなくテーブルの上などにオーナメントを飾っていると語っています。この飾り方なら、季節を問わず美しいオブジェとして空間を彩ることができます。
モチーフによっては、クリスマス感を抑えたデザインもあり、動物や食べ物のオーナメントは季節を超えて飾れます。リビングのコンソールテーブル、玄関の飾り棚、寝室のサイドテーブルなど、さまざまな場所に飾ることで、日常に小さな喜びとときめきを運んでくれます。
参考)アスティエ・ド・ヴィラットのインテリア実例 | RoomCl…
コレクションとして少しずつ集めていく楽しみもあります。毎年新しいデザインが追加されるため、年を重ねるごとに自分だけのコレクションが充実していきます。お気に入りのモチーフを見つけたら、同じテーマで集めていくのもおすすめです。例えば、動物好きなら動物モチーフだけを集める、食べ物モチーフを集めてキッチンに飾るなど、自分らしい楽しみ方ができます。
参考)Instagram
保管する際は、繊細なガラス製品のため、緩衝材で包んで箱に入れ、湿気の少ない場所で保管することが大切です。ただし、一年中飾っておけるデザインが多いため、無理にしまう必要はなく、季節ごとに飾る場所を変えたり、他のインテリアと組み合わせたりすることで、常に新鮮な気持ちで楽しめます。
参考)https://www.angers-web.com/Page/column/c21111209.aspx
「アスティエ・ド・ヴィラット」のクリスマス市開催情報と展示の様子が詳しく紹介されています(ELLE DECOR)
アスティエ・ド・ヴィラットのブランドストーリーと陶器製作の伝統的手法について詳細な解説があります(オルネ・ド・フォイユ)
実際のコレクターによるオーナメント購入体験とモチーフ別の写真が豊富に掲載されています(個人ブログ)